ルイス・バラガン　空間の読解

『ルイス・バラガン　空間の読解』は日本では数少ない、メキシコの建築家・ルイスバラガンの作品を解説する建築本です。
ルイス・バラガンと言えば、自邸、赤い柱と青いプールのヒラルディ邸、ピンク壁の厩舎などが有名ですが、あまり知られていないガルベス邸の写真を表紙に起用しました。その理由はこの一枚の中に、水盤、十字、ピンクの壁、光と影、庭の緑、異なる床材の取り合わせ…、とルイス・バラガンの建築的な要素がふんだんに盛り込まれているからでした。本体表紙もバラガン建築の魅力が感じられるものに。判型は少し縦長で締まりのある印象に。